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熱風のあと
Lyricist:aici Composer:aici
希望もなにも枯れたような 無機質な午後の光喰んだ 世界は僕の不在にも まるで構わず今日も回っていく
絶望なんてほど遠くて 巡るばかりの時間に揺られ 浮世の些事に縋って なんとか生き延びてんだ
遠くへ行きたいの 透明な君のその声が まるで抜け殻みたいな 僕の胸に響いた
熱風が僕を不意に包んだ 振り返った君が笑った 誰にも気づかれないように ここを抜け出そうか
君が開けた重い扉 吹き込んでくる風が 昏い目をした僕の心に もう一度火を灯した
窓に切り取られた景色 深く青く翳ってく街 溢れる真夏の光が 憧れを焦がした
体温奪っていく Find more lyrics at ※ Mojim.com コンクリートの冷たい壁に 反射する日差し 僕は咄嗟に目を伏せたんだ
夢の君が笑ってた 遥かな瞳が僕を刺した 言えなかったひとことの 残骸を纏ったまま
昏い目の僕を射抜いて また火を灯した君が 僕を置いて 重い扉の向こうに溶けていく
熱風が僕を不意に包んだ 振り返った君が笑った 閉ざされた扉 君が夏に灼かれていく
君が僕に刻んでいった 痕が今日もまた疼くんだ 昏い目の僕に眩ゆく差した 遥かな視線が
夢の君は笑っている 空白を埋めるように 手招きするその手を取って 向こうの扉に向かうんだ
一緒に抜け出そうぜ こんな退屈な場所から
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